退職後、国民健康保険か任意継続かの選択

退職後、セミリタイア生活を予定する我が家にとって翌年の税金・保険料の支出が気になるところです。特に、前年所得を基準に計算される住民税国民健康保険が心配です。今回は、健康保険料について調べた結果をメモっておこうと思います。

 

退職後の健康保険料で検索すると、任意継続と国民健康保険の比較がよく出てきます。どうやらお得になる場合とそうでもない場合があるようで、我が家もそれぞれの保険料を退職前に比較してみました。

 

任意継続の方は、会社で加入している健保組合(保険証に記載あり)へ連絡して教えてもらいました。間違いなくて手っ取り早いと思います。どうやら任意継続の上限を超えているそうで、上限の標準報酬月額41万(加入している健保組合により異なります。ちなみに協会けんぽは28万!安い。。)月の保険料は介護保険込みで44,936円/人

国民健康保険はついでがあったので市役所に行って直接聞きました。(電話でも教えてくれるそうです。)旦那さんの方で最高限度額の年額93万を超えているそうで保険料は限度額そのままとなり、、月にして77,500円!前納制度もなし。

ちょっとややこしくなってきました。。任意継続はそれぞれ収入があるのでどちらかがどちらかの扶養にはなれないし、それぞれが月44,936円、世帯合計が89,872円となります。国保は、二人とも加入で月77,500円。まぁ来年からは収入は激減するので次年度だけの支出ですが恐ろしい額です。。

わたしと旦那さんは退職月を3か月ずらしているので、同時に国保加入はできないので最初の3か月旦那さんは月7万(任意継続で4.5万)、私が国保に加入すれば国保の方が安いけど、片方だけだと任意継続がお得。

もう一つの難点は、任意継続は任意に入れるけど任意にはやめられない。2年経つか、他の健保組合に入るか、、あとは支払が遅れたら即脱退とのこと。理想は、3月まで任意継続で4月から二人そろって国保なんだけどなぁ。もう少し悩むことにします。

最後に一言、夫婦で同時セミリタイアされる方に辞めるタイミングで参考の一つになれば(って、かなり限定的なレアケース?なので誰の役にも立たないかもですが・・・)、所得が低い方が先に辞める方が国保と任意継続で迷わず、国保を選択できるかもですよ??我が家はもう遅いですが、、

 

***参考:市役所で聞いた保険料の計算********************************************

前年中の総所得金額(下図の赤いとこ)から基礎控除(33万円)を引いた金額が、基準所得金額。(賦課基準額)
世帯で国民健康保険に加入される方のこの金額を合算したものが、その世帯の基準総所得金額となる。 

 

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保険料は、基礎分・支援分・介護分の区分に分かれており、それぞれ被保険者の所得にかかる「所得割」、所得にかかわりなく被保険者1人当たりにかかる「均等割」、所得や被保険者数にかかわりなく1世帯当たりにかかる「平等割」から算出します。上限はそれぞれに設定されていて、最高総額は93万。この額は毎年変動する可能性があり、昨年4万増額したそうです。今後も上がっていく可能性があるとのこと。。

ご注意:保険料は各地域により異なりますのでそれぞれのお住いの市役所で詳しくはご確認ください。今回記載の情報は30年度の大津市情報です。